学生時代は陸上部で部活を頑張っていたのを思い出します。
ある日、あれ何かおかしい・・なんだか、すねの骨の内側の真ん中あたり、走っても歩いていても痛い!
走りすぎ酷使しすぎが原因で起こる『シンスプリント』になってしまったようです。故障か・・。
今まで練習頑張ってやっていたのに・・。
シンスプリントになってしまった学生を見ると当時の自分と重ね合わせてしまいます。
ということで『シンスプリント』ってなんでしょう?
シンスプリントは別名:脛骨疲労性骨膜炎(けいこつひろうせいこつまくえん)といいます。
すねの骨は脛骨といいます。その脛骨に筋肉がくっついているのですが、脛骨疲労性骨膜炎に
なってしまうとその脛骨にくっついている筋肉のうち特に『ヒラメ筋』『後脛骨筋』『前脛骨
筋』『長趾伸筋』が、それらの筋肉が疲労して緊張して硬くなり脛骨を覆っている骨膜を繰り返し
ひっぱり続けるけることで炎症をおこします。それが脛骨疲労性骨膜炎です。
とくにランナーはすねの内側のちょうど1/3のあたりに鈍痛を覚えます。
じゃあなってしまう原因ってなんだろう?
①練習の量が多く同じことの繰り返しをすると同じ部位に負担がかかりすぎるためにひき起こる
②靴の外側がよく減る人は回内足といってなりやすい靴が磨り減ったらすぐに取り換えるか補修を
まめにするか買い替える、放置しない
③硬いアスファルトでの練習を繰り返ししていると痛くなる
④ふくらはぎの筋肉への激しい負担をかけ柔軟性が失われて硬くなってしまった筋肉になって
しまっている
⑤偏平足
ざっくりあげるとこういた原因が挙げられます。
脛骨疲労性骨膜炎になってしまったら患部を休養させることが一番。部活を休む。運動を休む。
経験から我慢をして練習をしても治りは遅くなるし、焦るだけでちっとも良いことがない。
鈍痛があるのを我慢していると疲労骨折になってしまうこともあるので甘く見れない怪我なのです。
脛骨疲労性骨膜炎に関与しているすねやふくらはぎの筋肉を鍛える。そしてふくらはぎの筋肉は十分に
ストレッチさせることがポイント。ゴムチューブで鍛えることも手段度ひとつです。
休養はするが筋肉を落とさないように効率よく休養させることが大事!休養してすぐに復帰するために
体力を落とさないようにエアロバイクや水泳・水中ウォーキングをしておくと。体幹の筋トレなど
できる事からやっておくのもいいと思います。
休養したからと言って治るという問題でもないので、同時にきちんと治療も行わないといけません。硬
くなっている筋肉を深部からほぐすことと、筋膜の炎症を抑えるために鍼灸治療が有効です。
当院は吉田町プレミアム商品券の加盟店です。有効期限は全加盟店で9月30日まで。
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